インターネットが普及したことにより、人は以前よりも簡単にコミュニケーションを取ることができるようになりました。 手紙を書いたり直接会って話す機会は極端に少なくなり、メールやSNSなどで簡単に世界中の人とやり取りができます。 このまま時代が進んでいくと人の繋がりはどうなっていくのでしょうか。 人のコミュニケーションについて見てみましょう。

【目次】

携帯電話やパソコンが普及すると、わざわざ手紙を書かなくてもメールを使って簡単に連絡を取り合えるようになりました。
パソコンでチャットをする様子遠方に住んでいる人とも、パソコンのチャットを利用すればリアルタイムで話ができます。

携帯電話やパソコンを所有する人が多くなってくると、スマートフォンやタブレットが登場するようになりました。
現代の人と人とのつながりに大きく関係しているのは、スマートフォンやタブレットに入っているアプリです。
SNSのアプリを使えば、遠く離れた地域に住む友達だけでなく昔の友達に再会することもできます。
友達の友達など、つながりを広げることも可能になっています。
SNSを使って世界中の人たちとつながりを持てる現代は、人間関係が広がったと言えるでしょう。

人とのつながりが活発化して、離れた地域の人と連絡を取ることも簡単になりました。
世界中の人たちと、SNSを使って友達になれることを楽しいと思う人もいます。
様々な人たちとの距離が縮まりましたが、本当にお互いの距離が縮まったと言えるでしょうか。
コメントやメールのやり取りをしている人がいるのも事実ですが、SNSでは「いいね」だけでつながっている人がいることも。

顔を見て話すことが減ってしまったので、誤解が生じてしまうこともあります。
相手がどんな表情なのかを見る機会は少なくなり、SNSの投稿や「いいね」が中心になっていませんか。
いつも「いいね」を押してくれる友達がたくさんいるのは確かに嬉しいことですが、本当に困ったとき、たくさんの友達全員がすぐに来てくれるでしょうか。

写真などで近況を伝えることができるのは、便利で楽しいことです。
大勢の人たちと友達になれるのも面白いですが、顔を合わせることが減ってしまったのは事実。

子供たちも早いうちからスマートフォンやパソコンに慣れてしまっているため、ケンカや仲直りがスマートフォンの画面上になることがあります。
いつも電子化された文字で済まされてしまうと、人間関係が希薄になった気分になりませんか。
嬉しいことがあって投稿すると「いいね」が押され、本当に落ち込んで何も投稿しないと「いいね」が押されないだけです。
いくら「いいね」が多くても、それだけの状態が続くと温かさがないと思えてきます。

世の中が便利になった反面で、人間関係が希薄になるのは悲しいことです。
そうならないためにも、実際の人間関係の延長として使うようにしましょう。
できるだけ顔を合わせて話すけれど、なかなか会えない友達とはSNSなどを使って連絡するのはいかがですか。
便利なツールを使って、人間関係をより良いものにすることが大切です。

昔の地域における人々の繋がり

昔の日本では、近所の人たちとのやり取りが頻繁に行われていました。
たとえば「調味料を貸して下さい」など、調味料の貸し借りで人間関係が築かれていることもあります。
近所には厳しいおじさん・おばさんが住んでいて、子供がいたずらをすると叱られることがありました。
現代の日本では子供がマナー違反をしても、知らない大人が叱る機会はほとんどありません。
叱ると保護者に注意されてしまうことさえあります。

貸し借りをするご近所さんも、厳しい人たちも悪気はありません。
こまめにコミュニケーションを取って、地域全体で子供たちを見守っていました
大人も子供も、何か変わったことがあると誰かが声をかけてくれる時代がありました。

日常生活は決して便利ではなく、携帯電話やパソコンは普及していません。
固定電話や公衆電話が中心なので、すぐに話したい相手につながるとは限らない時代です。
なかなか連絡が取れなかったり、遠くに住んでいる友達には手紙を書くことが当たり前でした。
面倒くさいと思うかもしれませんが、電話なら相手の声を聞くことができます。
手紙には友達が書いた文字が並び、メールの文面とは違った温かさがあります。

家電製品が現代ほど充実していないけれど、人間関係は今よりも温かみのあるものだったでしょう。
電話をかけて友達を呼んでもらうためには、友達の家族と話すことになります。
年上の人と話したり、電話でのマナーなどが自然に身に付いたりします。
電話が苦手と言っていたら、友達に連絡したり仕事で電話をかけたりすることができません。

手紙を書くためには、キーボードではなく自分で文字を書くことになります。
分からない文字があれば自分で調べたり、家族に聞いたりします。
いつもスマートフォンで文字を打っていると、いざ文字を書くときに思い出せないことがありませんか。
手紙はメールほど短くないので、ある程度長い文を書く機会になります。
現代から見ると不便でも、学校の勉強や社会人として仕事をするうえで役立つことが実はたくさんあります。

緊急のとき、家族に連絡が取れないのは確かに悲しいことです。
明らかに不便と言えることも、もちろん多く存在していました。
現代が便利なのは、そういった面を改善しようと様々なものが開発されたからです。
便利になっても、昔ながらの温かさなどは忘れないようにしましょう。
冷たく人間関係の希薄な時代にせず、古くからあるものを大切にしたうえで発展していくことが大切です。

関連記事